国際美術村
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▋アフリカンアートコレクション

アフリカンアートコレクション
国際美術村のアフリカンアートコレクション

■アフリカンアートとその歴史

アフリカンアートの起源は、6000年前に彫られたニジェールのサハラ砂漠にあるアフリカの岩絵であるといわれております。
現在知られている最も古い彫刻は、紀元前500年頃に作られたナイジェリアのノク文化のものです。
周囲の自然の豊かさを描写しているそれら古の時代の作品は、動植物や自然のデザインや形態を抽象的にとらえています。
象牙や貴石で装飾されることもあるブロンズや真鍮の鋳造は、西アフリカの多くで非常に価値の高いものになり、時にはベニンのブロンズのように宮廷美術家や王室に認められたものだけに限定されることもあったそうです。

■西洋美術への影響

20世紀初頭、ピカソやマティス、モディリアーニといったアーティストは新たな表現形態の探求の中、繊細かつ原初的でエネルギーに満ちあふれたアフリカの彫刻から深い影響を受け、大胆に自分達の作品へと昇華しました。
特にピカソは、アフリカ美術に影響された1907年から1909年まで、アフリカの美術と彫刻に基いた多くの作品を制作しました。
西欧諸国において、アフリカの伝統的な仮面や彫刻を「民族誌」的なものとしてではなく,「美術作品」として分析されたのは「キュビスム運動」が最初でした。
しかしながら、現代のアフリカンアーティストたちが彼ら独自の抽象的表現を強調することは、西洋人の目かららすると彼らの祖先の美術からの再現というよりはピカソやマティスといった、ヨーロッパやアメリカのキュビストやトーテム美術家の模倣のように見られてしまうのは、大変に残念であり皮肉なことです。

■文化と宗教観

西アフリカ諸国の中でも特に、ドゴン(Dogon)、バウレ(Baoule)、セヌフォ(Senoufo)、ダン(Dan)、ロビ(Lobi)の各民族は木彫の技術に優れており、それぞれの文化の祖霊・自然崇拝(アニミズム)に基づいた多種多様な木製の仮面や彫像が作られています。
仮面はそれ自体に魂や偉大な精霊の生命力が宿っている考えられており、共同体の祭祀、宗教的儀式、通過儀礼のなかで神々や死者の魂、祖霊、動物などを表現するために用います。特別な儀式に参加する人々やシャーマン(呪術師・祈祷師)のような人々以外は着用したり所有したりすることはタブーであると考えられているそうです。
また、仮面の被り手自らが聖霊たちの「憑代(よりしろ)」となり、仮面が現す自己を超越した存在に変容する、とも考えられています。
仮面とは逆に、彫像はあまり人目に触れることのない神殿や社の奥、家の祭壇などに安置されることが多く、病気平癒や呪詛、幸福祈願などの私的な儀礼に使用されることが多く見受けられます。
さらに彼等にとってそれらの彫像とは、生まれる以前の彼岸に存在する我が身の分身(半身)であり、夫婦像においては現世に生きる男女夫婦の各々の不可視の伴侶であると考えられているそうです。

■当館コレクション作品 部族名一覧

アフリカ地図
アフリカ大陸地図
  • アグニ族(コートジボワール)
  • バウレ族(コートジボワール)
  • ベテ族(コートジボワール)
  • クランゴ族(コートジボワール)
  • ヤウレ族(コートジボワール)
  • ダン族(コートジボワール)
  • セヌフォ族(コートジボワール、マリ共和国、ブルキナファソ)
  • ボボ族(ブルキナファソ)
  • ロビ族(ブルキナファソ)
  • サモ族(ブルキナファソ
  • バルガ族(ブルキナファソ)
  • グルンシ族(ブルキナファソ)
  • モシ族(ブルキナファゾ、コートジボアール、ガーナ共和国)
  • バンバラ族(マリ共和国)
  • ドゴン族(マリ共和国)
  • アシャンティ族(ガーナ共和国)
  • マコンデ族(タンザニア連合共和国)
  • ヨルバ族(ナイジェリア連合共和国、ガーナ共和国、ベナン共和国、トーゴ共和国)
  • その他、ザベレ族、アフォ族、ンデベレ族、ピグミー族など。

*但し、各民族は国境を越えて居住している場合が多く、正確な居住地名はこの限りではない。

■当館 木彫作品コレクション(一部)

ashanti couple
アシャンティ族 夫婦像
baule couple
バウレ族 夫婦像
dogon couple
ドゴン族 夫婦像
bambara
バンバラ族 彫像
lobi
ロビ族 彫像
mossi
モシ族 彫像
senufo
セヌフォ族 母子像
senufo kalao
セヌフォ族 カラオ(サイチョウ)像
african sculpture
民族名・国名共に不明

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